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2025/09/01

vol.11 建築が好きだからこそ生まれた、お客様に寄り添う営業スタイル

建築を通して、人に寄り添う為に。

住まいづくりにおいて 「本当に自分たちらしい家」 を実現するのは、決して簡単なことではありません。

同じ言葉でも、人によって思い描くイメージはまったく異なります。 だからこそ、言葉の奥にある本当の願いや価値観を共有することが、理想の住まいづくりには欠かせません。

私たちひかり工務店では、その想いを確かな形にするために 「コンセプトメイキング」 というプロセスを大切にしています。 この考え方が生まれた背景には、一人のスタッフ・八十八の幼い頃からの夢と情熱がありました。

住宅業界へ携わることになったきっかけ

幼い頃から住まいや暮らしを考えるのが好きだった八十八。

年齢を重ねてもその思いは変わることなく、大学は建築学部に進学し、卒業後は自由設計の新築を扱う住宅会社に入社しました。

「お客様の住まいに関わる仕事ができるのは嬉しかったです。でも働くうちに、自分はお客様への想いや建築に対する熱量が人一倍強いと気づいたんです。建築を通してもっとお客様に寄り添い、より良い暮らしをつくりたいと思うようになりました。」

ひかり工務店との出会い

そんな思いを抱いていた時に出会ったのが、ひかり工務店でした。 Instagramで施工事例を見た瞬間、写真から伝わる細部へのこだわりに衝撃を受けたといいます。

「巾木がなかったり、窓の納まりがすごく綺麗だったり。前職での経験があったからこそ“これはすごい”と感じました。この会社なら自分の想いを大切にしながら、お客様に胸を張って家づくりを提案できると感じたんです。」

面談ではマネージャー原田の言葉に強く共感し、学生時代に学んだ建築の本質を愚直に守り続けている会社だと確信。「どんな部署でもいいから入りたい」と強い熱意で入社を希望しました。

入社後は約1年ほど、戸建てリノベーションの営業部で経験を積みます。

その後、部署内の配置転換でマンションリノベーションの営業担当に。この配置転換が八十八の営業スタイルに大きな影響を与える事になります。


建築の知識は少しずつ身についてきた。
けれど、それをどうやってお客様一人ひとりに活かせばいいのだろう。そして、もっと寄り添うには、どんな向き合い方が必要なのだろう。

その想いを上司に相談すると、こう返ってきました。

「あなたにはお客様を想う気持ちがある。その強みを信じて、暮らしのことをもっと深く聞いてみていい」


その言葉に背中を押されてからは、お客様の言葉や価値観に一歩踏み込むことを意識するようになりました。

「どんなことが心地いいのか」

「どんな瞬間が好きなのか」

「どんな暮らしを望んでいるのか」

日常の小さな好みや感覚を掘り下げ、それを住まいづくりにどう反映させるかを考える。

その積み重ねが、“コンセプトメイキング” という形になっていきました。

ただ希望を聞くだけではなく、言葉の奥にある価値を一緒に探し出し、住まいに結びつける。

「“可愛い”という言葉ひとつとっても、人によって思い描くものは違います。その違いを丁寧にすり合わせることで、お客様にとって本当に大切な価値が見えてくる。私たちが提案する住まいは、その気づきから生まれるんです。」

徹底したヒアリングと寄り添った提案が生み出す価値

コンセプトメイキングによって、提案の在り方は大きく変わりました。
徹底したヒアリングを通して、お客様自身も気づいていない好みや、住まいに対する理想や価値観を引き出し、そこから見えたものを間取りやプランに映し込めるようになったのです。

「家を旅館のような空間にしたい」――というお客様には、なぜ旅館が心地よいのかを一緒に紐解くところから。

非日常のようでありながら、どこか安心感を与える空間。五感をやさしく刺激する素材や景色、そして“余白”がもたらすゆったりとした時間。その心地よさを日常の中でどう再現できるかを考え抜きました。

その軸をもとに、物件探しからお手伝い。ソファに腰を下ろしたときに目に映る景色や、内と外をゆるやかにつなぐ中間領域をつくれる間取りをイメージしながら、一緒に未来の暮らしを思い描きました。

旅館のような“もてなしの空間”ではなく、自分自身がもてなされるような暮らしを叶える家。実際に完成し、お客様にも満足して暮らしていただけています。」



「また、ヒアリングを進める中でお客様の本当の課題に気付き、違う形で提案させていただき、解決できたこともありました。マンションリノベーションを希望されていたお客様が、実際に理想を叶えるには新築の方が適していると分かったり、逆に戸建てリノベーションで課題が解決できたり。


しっかりとしたヒアリングをする事で、入り口に囚われる事なく、お客様にとって最善の選択を一緒に見つけられるのが強みだと思います。」

さらに、あらかじめコンセプトを共有していることで、打ち合わせや物件選びの場面でも迷いが減ると言います。

「物件の内見をすると、その場の雰囲気や外観に心を動かされてしまうこともあります。

でも、事前に“私たちにとって本当に大事な基準”を明文化していれば、冷静に立ち返ることができる。だから最後まで安心して進められるんです。」

お客様に寄り添い、世界に一つだけのコンセプトを作る。

お客様に寄り添い、世界に一つだけのコンセプトを作る。

実際にコンセプトを取り入れてからは、お客様との関わり方も変わりました。

「あるお客様は打ち合わせのたびにコンセプトブックを持ってきてくださって、一緒にページをめくりながら“この時こんな提案をしてくれましたよね”と振り返ってくださるんです。その瞬間は、“お家づくりを通してお客様の人生に寄り添えている気がして、とても嬉しかったですね。」

コンセプトがあることで、家づくりは単なる「図面通りに進むだけのもの」ではなく、お客様自身が思い入れを持ち、共に紡いでいくプロセスへと変わりました。

打ち合わせで迷ったときも、物件選びで心が揺れたときも、立ち返る基準がそこにある。

“私たちが本当に大切にしたいこと” が言葉として形になっているからこそ、最後まで安心して進められるのです。


コンセプトは図面の上に描かれるものではなく、お客様の価値観や日常の感覚から生まれるもの。好きな時間の過ごし方、家族と交わす何気ない言葉。そうした小さな断片をすくい上げ、未来の暮らしに結びつけていく。

そこにあるのは「建てる」ではなく「共につくる」という実感。住まいが完成した瞬間だけでなく、計画の過程そのものがかけがえのない記憶になっていきます。


今ではこのスタイルが部署全体に広がり、営業・設計・インテリアコーディネーター・現場監督が一貫した軸で住まいづくりに関わるようになっています。

「同じ軸を共有しているからこそ、各スタッフの視点や好みが活きて、提案の幅が広がる。

結果的にお客様にとっても、より多様で豊かな選択肢が生まれていると思います。」

そして八十八は、これからについてこう語ります。

「寄り添う姿勢はこれからも大切にしていきたいです。

その上で、課題を解決するための引き出しをもっと増やしたい。

そしてコンセプト提案の角度をさらに広げて、多くのお客様に理想の住まいを届けたいと思っています。」

次回のコンテンツは 9/15 公開「光を受け継ぎ、未来を描く──代表が語る企業理念の刷新に込められた想い」です。お楽しみに。