
マンションの施工に関わる仕事をしていますが、このたび独立することになり、生活の節目として何か新しいことを始めたいと考えました。その中で自然と「家を建てよう」と思い立ちました。
もともと住み慣れた地域での家づくりを希望していたこともあり、土地探しは自分たちで行いましたが、それが思いのほか楽しくて。気になっていた場所に、信頼できるプロの方が太鼓判を押しているのを知り、「ここだ」と決断できました。
SNSで「地域×工務店」といったキーワードで情報を集めていたときに、施工事例のセンスに惹かれてひかり工務店に出会いました。
デザイン力の高さはもちろん、積極的に情報発信をしていて実績も多く、自分たちの家づくりにもきっと応えてくれるだろうと、信頼が深まっていきました。
“これが住まいになる”と思えた初回提案
最初に提示されたプランを見たとき、「これが私たちの家になるんだ」と思えるような、そんなワクワク感がありました。これまでいろいろな施工に携わってきた中でも、自分の家に関してはまた別の感動がありました。
今の間取りは、その初回提案からほんの一部を調整しただけで、ほぼそのまま採用しています。2階に大きな窓を設ける提案や、ダウンリビングによる天井高の確保など、どれも自分たちでは思いつかないものでしたが、実際に図面を見たときに「なるほど、これがプロの目線なんだ」と納得させられました。暮らしにフィットするだけでなく、気持ちまで豊かになるような提案だったと思います。


夫婦ふたりで暮らしていくにあたって、「家全体を無駄なく、心地よく使えるようにしたい」という思いがありました。特にこだわったのは、広めの玄関と2階のリビング空間です。
暮らしの動線や使い勝手を考えると、LDKを2階に持ってくることで、空間の広がりやプライバシーも確保できると考えました。水まわりを1階にまとめることで、生活全体がスムーズに回るようになっています。空間をどう使うか、という視点で考えたときに、この形が最も自分たちにフィットしていると感じました。
私のお気に入りは、やはり2階のリビングです。開放的な窓から光が差し込み、自然とその空間に長くいたくなるような心地よさがあります。キッチン上部の間接照明やルーバーも、空間の雰囲気を引き立てていて、細かなところまでこだわっていただけたことが伝わってきます。
妻は洗面所をとても気に入っています。以前の住まいではスペースが狭く、家事のたびに不便さを感じていたそうですが、今回はゆとりある空間を希望し、それに応える形で大きなミラー付きの洗面台を提案していただきました。洗濯物を畳んだり、収納したりするにも余裕があり、毎日の作業がぐっと楽になったと話しています。


細かな部分まで、丁寧な仕事を感じました
私は建設業に携わってはいますが、主にマンションの施工が中心で、木造住宅や戸建てはあまり触れることがありませんでした。だからこそ、現場での仕事の様子を見ていて「こういうところまで気を配るんだな」と感じたことが多かったです。
特に、断熱材の施工や外壁の仕上げなど、目に見えにくい部分にこそ手を抜かず、丁寧に対応していることが印象に残っています。プロとしての姿勢や誠実さが現場のあちこちに感じられ、安心して任せられると感じました。
フレッシュな空気と、信頼できる人たちに出会えました
初めて事務所に伺ったときのことは今でもよく覚えています。空間のセンスの良さとスタッフの皆さんの明るい雰囲気に、第一印象から強く惹かれました。全体的にとてもフレッシュで活気があり、「ここなら信頼して家づくりを任せられる」と自然に思えました。
今こうして完成した家に住んでみて感じるのは、間取りやデザインだけでなく、「人と人」としての関係性も大切にしていただけたということ。安心して任せられるパートナーに出会えたことが、家づくりの一番の収穫かもしれません。
