2026/10/19
vol.40 住まいの、その先にある風景。
モデルルームを訪れたとき、目に入るのは、間取りや素材、家具、そこから見える景色。
けれど、実際にその家で暮らすことを考えると、住まいは空間だけで完結するものではありません。
休日の朝、どこへ出かけるのか。
近所に、ふらっと立ち寄りたくなるお店はあるのか。
家に帰ってから、どんな時間を過ごすのか。
マンションリノベーションKIRARIでは、モデルルームを「完成した空間を見てもらう場所」だけではなく、その先にある暮らしを想像してもらう場所にしたいと考えています。
住まいを見て感じる心地よさと、実際にそこで時間を過ごして初めて気づく心地よさ。
その両方に触れていただくために、私たちが取り組んできたことがあります。
それは、地域のお店と一緒に、モデルルームで暮らしを体験するイベントを開催すること。
“この街だからこそ生まれる出会いを通して、住まいの先にある日常まで想像していただきたい”
そんな想いから始まった、KIRARIの取り組みをご紹介します。

街を知ることから、住まいづくりは始まる
この取り組みが生まれたきっかけは、谷町モデルルームのプロジェクトでした。
KIRARIのモデルルームづくりでは、建物や間取りだけでなく、その街にどんな人が住み、どのような暮らしが営まれているのかを知ることから始めます。
谷町のプロジェクトでも、街を調べ、お店を訪れながら、そこで過ごす人々の日常を想像し、住まいのコンセプトを考えていきました。
そうして街を知っていくうちに、私たち自身が谷町という街を好きになっていました。
地域の人が集まる場所や、長く親しまれているお店。そこには、実際に足を運ぶことで初めて気づく街の魅力がありました。
そして、この場所で暮らすことになるお客様にも、
“住まいだけでなく、谷町という街そのものを好きになってもらえたら”
そんな想いから、地域のお店と一緒にイベントを開催するというアイデアが生まれました。
見るだけでは、わからないことがある
モデルルームでの見学は、どうしても空間を見ることが中心になります。キッチンの広さを確かめたり、素材に触れてみたり、家具の配置を参考にしたり。
もちろん、それも住まいを知るうえでは大切なことです。
けれど、実際の暮らしでは、その空間で食事を楽しみ、誰かと会話を交わし、思い思いの時間を過ごしていきます。
だからこそ、モデルルームを見学するだけでは出会えない、その街の人やお店、そこでの過ごし方に触れる機会をつくることで、まだ知らない街での暮らしを、少しでも身近に感じていただきたいと考えたのです。


そんな考えのもと、谷町でお声がけしたのが、モデルルームから徒歩5分ほどの場所にある「シャンパーニュと自然派ワインhapo」と「Wine Shop SAPO」を営まれている国本様でした。
きっかけは、谷町に暮らす人たちが集い、つながるための“サードプレイス”となるイベントを開催されていたこと。
地域の人たちが自然と集まり、ともに時間を過ごせる場所をつくられている姿に、私たちも強く共感しました。
そこでご提案したのが、ワインと料理のペアリングを楽しむイベントです。
モデルルームでワインや料理を囲みながら、ゆっくりと時間を過ごす。そんな体験を通して、「ここで暮らしたら、こんな休日を過ごせるかもしれない」と、その先の日常を想像していただきたいと考えました。
住まいそのものを見るだけではなく、そこで過ごす時間や、その街での楽しみ方まで感じてもらうこと。
それが、KIRARIがモデルルームでイベントを開催する理由のひとつです。
地域で愛されるお店と、暮らしを楽しむ
谷町で始まった取り組みは、その後のモデルルームの取り組みにも広がっていきました。
千里丘モデルでは「石窯料理とアンティーク cotton」様、「センリ珈琲焙煎所」様と。
服部モデルでは、岡町に店舗を構える「base plantz」様と。
それぞれの地域でお店を営む皆さまと一緒に、食やコーヒー、植物などを通して、暮らしを楽しむ時間をつくってきました。
「この街には、こんなお店があるんだ」
「こんなふうに休日を過ごせるかもしれない」
イベントをきっかけに、住まいの中だけではなく、その外にある街へも少しずつ視線が広がっていく。
実際に参加されたお客様からも、「その街に住んでいる人の話を聞いてみたかった」「気になっていたお店だったので、参加するきっかけになった」といった声をいただきました。
まだ暮らしたことのない街を知るとき、駅からの距離や利便性だけでは見えてこないことがあります。
どんな人がいて、どんなお店があって、どんな時間が流れているのか。
地域の皆さまと一緒につくるイベントが、そんな街の日常に触れ、これからの暮らしを想像するきっかけになればと考えています。


あの日の出会いが、いつもの日常に
こうしたイベントを企画した当初から、私たちが思い描いていたことがあります。
それは、イベントをきっかけに知ったお店が、その街で暮らし始めてからも、日常の中で足を運ぶ場所になっていくこと。
そして実際に、モデルルームを購入されたお客様が、イベントでご一緒したお店へ、その後も足を運んでくださっているというお話を聞くことがありました。
イベントの日に初めて知った場所が、いつしか普段の暮らしの中にある場所になっていく。
企画したときに「そんなふうにつながっていけば嬉しい」と思い描いていたことが、実際のお客様の暮らしの中で続いていることを知れたのは、私たちにとっても非常に嬉しい出来事でした。
モデルルームで過ごした時間が、その日だけで終わるのではなく、その街で始まる暮らしへとつながっていく。
住まいをきっかけに街を知り、好きな場所がひとつ、またひとつと増えていく。
そんな関係が生まれていることに、改めてこの取り組みの意味を感じています。
住まいから、その先の暮らしへ
家を選ぶということは、これからの日々を過ごす場所を選ぶということ。
お気に入りのお店を見つけたり、休日の楽しみが増えたり、街に顔なじみが増えたり。そうした日常の積み重ねが、少しずつ、その街で暮らす心地よさにつながっていきます。
モデルルームでの体験を通して、住まいの中だけではなく、その街で過ごす時間まで想像してもらいたい。
そして、そこで生まれた出会いが、いつかお客様の暮らしの一部になっていくことを願っています。
住まいを好きになることから、その街を好きになることへ。
KIRARIはこれからも、住まいと街、そして人とのつながりを大切にしながら、その先にある暮らしをご提案していきます。

過去のイベントや今後開催予定のイベントについては、KIRARIのモデルルーム/イベントページで随時お知らせしています。
まだ知らない街や、これからの暮らしに触れるきっかけとして、ぜひご覧ください。
次回のコンテンツは、11/2(月)です。どうぞお楽しみに。

