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2026/05/25

vol.30 想いをすくい、心へ届ける

ひかり工務店には、家づくりの現場を支える人だけでなく、その背景にある想いや価値観をすくい上げ、届ける人たちがいます。

それが「企画推進部」です。

InstagramをはじめとするSNS運用や広報、マーケティング、制作物の企画などを通して、お客様とひかり工務店をつなぐ役割を担っています。

その発信は、ただ会社を知ってもらうためのものではありません。
スタッフ一人ひとりの想いを汲み取り、ひかり工務店らしさを、お客様の心に届けていくこと。

今回は、そんな企画推進部の立ち上げから現在までを支えてきたマネージャー・清水結花に、仕事への想いを聞きました。

“好き”を育てる、関係づくり

企画推進部の仕事について、清水は「ファンを増やす仕事」だと話します。

SNSや制作物を通して届けているのは、単なる情報ではありません。ひかり工務店がどんな想いで家づくりをしているのか、その空気感や価値観そのものです。

清水が大切にしているのは、ひかり工務店に触れたその先にある“関係づくり”。
少しずつ親しみを持ち、信頼を寄せ、「この会社にお願いしたい」と思える関係を育てていくことです。

そのために必要なのは、目立つ言葉や流行の見せ方だけではありません。ひかり工務店が何を大切にしているのかを深く理解し、その温度が伝わる表現を選ぶこと。

認知されることよりも、好きになってもらうこと。
情報を届けることよりも、心に残るきっかけをつくること。

そんな考え方は、企画推進部が少しずつ形になっていく中で育まれてきました。

手探りから始まった、企画推進部の原点

今でこそ、SNS運用や広報、マーケティングなどを担う企画推進部ですが、まだ部署が立ち上がる前は、SNSのアカウントもなく、チラシ制作なども外部で行われていました。

そんな中、ひかり工務店の発信を少しずつ自分たちの手で形にしていく取り組みが始まります。
当時はまだ手探りの状態で、経験のないところから発信の仕事が形づくられていきました。

その中で始まったのが、「HIKARI NEWS」の制作です。
現在はオーナー様へお届けしている読み物として、ひかり工務店の最近の出来事や、スタッフの想いを伝える大切なコミュニケーションのひとつになっています。

写真は、企画推進部が設立されて間もない頃に制作していたチラシ。試行錯誤を重ねながら、“ひかり工務店らしい伝え方”を模索していた頃のものです。

その後、Instagramの運用もスタートします。
家づくりを考えるお客様にとって、SNSが大切な情報収集の場になっていく中で、企画推進部もまた、何を届ければ心に届くのかを考え続けてきました。

どんな言葉なら伝わるのか。どんな写真なら、ひかり工務店らしさが伝わるのか。

日々研究を重ねながら、少しずつ発信の形を整えていった。その積み重ねが、現在の企画推進部の土台になっています。


答えは、人との関わりの中にある

未経験から広報やマーケティングの仕事に携わるようになった清水。
知識を身につけるために、動画を見たり情報収集をしたりすることも多かったといいます。

けれど、それ以上に大切にしてきたのは、人と直接関わることでした。

「実際に人と会って、話を聞くことを大事にしていました。」

SNS運用やマーケティングには、正解がひとつではありません。だからこそ、実際に多くの経験をしてきた人の考え方に触れたり、自分から質問しに行ったりしながら、少しずつ知識を吸収していったといいます。

今でも清水は、人と直接話すことを大切にしています。
お客様の生の声を聞き、社内のスタッフの想いを知る。
その積み重ねが、ひかり工務店らしい発信につながっています。

お客様目線で、社内の想いを整える

企画推進部の発信には、設計士やコーディネーターのこだわり、現場での工夫など家づくりに関わるさまざまな想いが込められています。

ただ、伝えたいことをそのまま発信するだけでは、お客様には届きづらいこともあります。
だからこそ清水が大切にしているのは、「お客様目線で整える」という視点です。

「他部署の人と関わるときも、お客様目線で関わることを意識しています。スタッフが載せたいことと、お客様が知りたいことをミックスさせる。でも、あくまでお客様目線であることは変わりません。」

専門的な言葉をわかりやすく伝えること。お客様が気になることや、不安に感じることを想像すること。どうすれば心に届くのかを考えながら、発信の形を整えていきます。

その姿勢は、まさにお客様とひかり工務店をつなぐ橋渡しのようなものです。


まだ形のない価値を、信じてもらうために

工務店の広報には、難しさがあります。
注文住宅は、完成した商品を見て選ぶものではありません。まだ形のない家づくりに期待を寄せ、大きな決断をしていただくものです。

だからこそ、発信する言葉には責任があります。

「私たちに頼んだら良いお家ができる。そう思ってもらえる発信をし続けることが大切だと思っています。」

どんな言葉を選ぶのか。どんな写真を届けるのか。発信の一つひとつが、ひかり工務店の印象や信頼につながっていきます。

その軸をつくるために、清水は代表とのコミュニケーションも欠かさないといいます。ひかり工務店が何を大切にし、どこへ向かっているのか。その想いを深く理解することが、発信の土台になるからです。

また、お客様がなぜひかり工務店を選んでくださったのか、その理由に耳を傾ける時間も欠かせません。

お客様の声、スタッフの想い、会社が大切にしている価値観。
その一つひとつを丁寧に受け取りながら、“ひかり工務店らしさ”を言葉にしていきます。

“好き”が、お客様にもスタッフにも広がっていく

清水が感じる企画推進部の面白さは、発信が誰かの心に届いたと感じる瞬間にあります。

「お客様がひかりを好きと言ってくれたときは、もちろんすごく嬉しいですし、働いているスタッフがひかりを好きと言ってくれたときも、なお嬉しいですね。」

発信は、外へ向けたものだけではありません。お客様に届いた言葉が反響となって返ってくることで、社内のスタッフも自分たちの仕事の価値を改めて感じることがあります。

お客様が好きになってくれる。スタッフも会社を好きになる。
その循環が生まれたとき、企画推進部の仕事は、ただ情報を届けるだけではないものになります。


0から1を生み出す部署へ

これまで企画推進部は、住宅会社の広報としての役割を築いてきました。
清水は、これからの企画推進部にさらに大きな可能性を感じています。

会社が成長していく中で、建築という軸から派生し、新しい事業展開をしていくフェーズに入っています。そうした取り組みの中で、企画推進部には、その想いや価値を言葉にし、伝えていく役割が求められています。

本質を捉え、言葉にし、形にしていく。まだ何もないところから価値を見つけ、0から1をつくり出す。これからの企画推進部には、そんな力が求められています。

一方で、AIによって誰でも簡単に発信ができる時代になりました。だからこそ清水は、事実と発信がずれないこと、人の温かみを残すことを大切にしたいと考えています。

効率だけでは届かないものがあります。人の気持ちを汲み取り、言葉に温度を宿すこと。それは、企画推進部がこれからも大切にしていきたい姿勢です。

誇りと思いやりが、伝える力になる

企画推進部の仕事は、人の気持ちを汲み取れなければできない仕事です。お客様の心の動き、スタッフの想い、会社が大切にしている価値観。目には見えないものを感じ取り、言葉や写真、企画へと変えていく。

そのために大切にしているのが、「相手を思いやること」だと清水は話します。

お客様がどんな気持ちで家づくりを考えているのか。スタッフがどんな想いで仕事に向き合っているのか。表面的な情報だけではなく、その背景にある気持ちまで汲み取ること。

部署の中でも、それぞれの強みや弱みを理解し、補い合いながら働くことを大切にしています。一人ひとりが違うからこそ、見えるものがあり、届けられる表現があります。

想いをすくい、心へ届ける。
その仕事は、お客様とひかり工務店をつなぎ、スタッフの想いを未来へつないでいく仕事でもあります。

見えない価値に輪郭を与え、まだ出会っていない誰かの心へ届けていく。
その静かな積み重ねが、今日もひかり工務店の未来を少しずつ動かしています。

次回のコンテンツは6/8(月)です。お楽しみに。