1年目は、道具の名前や使い方を覚えるところから始まり、日々少しずつできることが増えていきます。大工としての具体的な業務は、下地入れ、床貼り、壁貼り(塗りもあります)、天井のボード貼り、家具の造作など。作業が終わって次の現場に着手するまでに数ヶ月期間が空くことも多く、せっかく覚えた作業をしないまま過ごすのですが、数ヶ月ぶりの作業でもスムーズにできるようになった時には、技術が身についたのだと実感しますね。段取り良くスムーズに進められる自分に気づき、成長したな、と感じますね。
自社設計・自社施工 ・自社大工。
自社設計・自社施工 ・自社大工。
工務店には2種類あり、自社で大工を抱えているところと、抱えていないところがあります。ひかり工務店は前者で、社内大工を養成する数少ない工務店です。社内大工のメリットは、なんといっても他部署との連携がスムーズなところ。家づくりは決して一人ではできないため、コミュニケーション良く対応できる社内大工の存在はとても重要です。業務で大事にしているのは、細かいところまで気を使うようにしていること。見えるところは1mmでもズレていると目立つので気をつけるようにしていますね。他の職人さんが作業しやすいような作業をするようにも気をつけています。